汗の爽快感(20141211)

昨夜は合気道「眞武館」ふれあいセンターでの稽古指導日でした。

昨夜の稽古参加者は、一番弟子K藤君、五番弟子T尾さん、七番弟子M田さん、八番弟子T野君、至誠館K本さんでした。

少数精鋭、男ばかりの稽古でしたが、最初の体の転換から早回しで行っていただき、大汗をかいていただきました。

私の初心者の頃はいつも体の転換だけで大汗をかいて合同研鑽会や合宿時に他の道場の先生方から体の転換が終わった時点で「江見さんは最初から飛ばすね。もう既に稽古が終わったような感じです。」と仰って頂いた事を思い出します。

常に体の転換から全力疾走でしたから・・・・(笑)

昨日は、その様に全力での体の転換、しかも独りよがりにならずに必ず受けの方との「気合わせ、気結び、気納め」を意識頂き、合一和合の体の転換となる事をイメージ頂きました。

続いて正面打ちに対する外転換からの一教(正面打ち)動作での気結びの稽古をして頂き、一教動作体の転換で小手返しにつなげていただきました。

小手返しをする事に意識を持っていかれずに受けの正面打ち一教動作に構えた時点から気結びをおこない、受けの斬り上げ動作に合わせて取りも斬り上げ、外転換して外側から受けの斬り下げ動作を手伝い、加速するように斬り下げ結びを入れて、転換後の自己の臍下丹田に斬り下ろすことによって、受けを崩し、小手返しに導きます。

如何に技を忘れて、先ずは一教(正面打ち)動作体の転換をきれいに行うか、受けと和合して最終的に受けの斬り下ろし動作を打ちたいままに打たせて大きく崩すかに焦点を宛ててイメージしていただきました。

休憩を入れたのですが、みなさん、休憩は要らないとばかりにこの正面打ち一教小手返しの稽古を続けられたので、休憩時間をそのままこの技の延長稽古とし、休憩無しで今度は正面打ち一教体の転換側転入り身投げを行っていただきました。

これも先のわざと同じく、一教動作体の転換で受けを大きく自らの臍下丹田の前に崩し導くかに気の流れを意識して稽古頂き、側転入り身はその結果として技と成す様にしていただきました。

皆、既に大汗をかいておられましたが、休憩無しで次の技に入りました。今度は正面打ち一教からの三教固めとしました。

同様に受けの一教動作に気結びして一教体の転換で自らの臍下丹田に受けを崩し導いたところで持ち手を交差持ちに持ち替えて受けの脇下をもう一度一教(正面打ち)動作で潜り抜けて前後斬り返し動作で三教に極めて自らの臍下丹田下に受けを抑え込み、三教固めで固めます。

ここまでで、本日参加の皆さんは一教動作での気結びと斬り下ろし動作での崩しについて体現できるようになられました。

やはり休憩を入れずに最後に座技呼吸法の稽古をして頂き、昨日の稽古を終えました。

大汗をかいて、本当に良い爽快感で一日を締めくくる事ができました。

さて、眞武館の忘年会の詳細が決まりました。

12月22日の月曜日の島本道場での仕舞稽古の後、夜8時半から阪急水無瀬駅隣接の居酒屋「ぽんちゃん」です。参加料は一人5000円(高校生2000円)です。

眞武館以外の方も仕舞稽古の参加とともに忘年会へのご参加いただける様でしたらこのサイトを通じて、あるいは直接私にご連絡下さい。

2014年の 本日迄の稽古時間/稽古日数=434時間/147日









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